起業で650万が2年間支給!?
本日のYahoo!ニュースで「起業後押し、650万の生活費2年支給へ…政府」という記事が掲載されました。
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政府は、サラリーマンなどをやめて起業する人に年間650万円の生活費を最長2年間支給する制度を今年度中に始める。
起業した当初に収入がほとんどなくなってしまう不安をなくし、大企業などに勤務する優秀な技術者や研究者の起業を後押しする。特に将来の市場拡大が見込まれるロボットなど製造業関連での起業を期待している。
起業家が、経済産業省所管の独立行政法人「新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)」の関連会社の契約社員になる形をとり、NEDOが生活費を「給与」として支払う。8月18日まで募集し、15社(1社当たり最大3人)程度を選ぶ予定だ。
NEDOは、試作品づくりや市場調査のための補助金(上限は年間1500万円)も支給する。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140728-00050162-yom-pol
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お!と思い記事を読んだわけですが、当然ながら誰でも650万円もらえるわけではありません。
政府が近年力を入れているロボット関連などの成長分野に限り、
さらに数も15社程度に限って補助を予定しているということで、
技術力はもちろん、市場性や継続性など厳しい判断基準をクリアしなければ支給してもらうことはできません。
しかしながら、事業自体への補助金といて最大年間1500万を提供してくれるなど、
非常に魅力的な補助事業となっています。
650万円の妥当性を問う声や、
リスクを負わずに起業しても失敗する、という声もあるようですが、
何も手を打たずにいるよりは、なんらかの取り組みを実施してみて毎年ブラッシュアップを図る方が
ずっと今後のためになると考えます。
おそらく創業補助金などの取り組みから学んだことも今回の事業の背景としてあったのではないかと察します。
今後はクールジャパン関連でもこのような補助事業を組んで頂けることを期待しています。
当該補助事業の詳細はNEDOのウェブサイトをご確認ください。